ネガティブ体質をポジティブ体質に変える習慣!!

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どんなに前向きに頑張っていても、どんなに明るく振舞おうと気をつけていても、
ついついネガティブな方向に引きずられてしまうって人はいませんか?
引き寄せの法則なんて言いますが、ネガティブな状態でいると
ネガティブな人や環境を引き寄せてしまいます。
つまり、自分自身がネガティブな状態でいると、
何もかもが良い方向に進まなくなるということですね・・・・。
そんなネガティブな気持ちをポジティブな気持ちに切り替えるスイッチがあります。
そして、それが習慣化されていけば、やがてネガティブを引き寄せてしまうネガティブ体質が、
ポジティブを引き寄せるポジティブ体質に変化していくんです。
そうなれば、周囲の人のあなたに対する対応や、
あなたを取り巻く周囲の環境がいい方向に変わっていきます。
ポジティブな方に向かうか?ネガティブな方に向かってしまうのか?
その別れ道は日ごろあなたが使っている言葉の影響によるところが大きいんです。
これだけだとそう思ってしまうのも無理はありません・・・・。
しかし、これからお話しする内容は、オカルトでもスピリチュアルでもありません。
今回はそれについて語り明かしましょう!!
で、果たしてなぜ言葉が気持ちの切り替えスイッチになるのか・・・・?
日本古来の言霊(ことだま)について
本来伝えたい内容を理解しやすくするためですからね。
最後までどうかおつき合いください。
さて、日本古来より日本人の生活文化に根ざしてきた神道では、人の話す言葉には言霊(ことだま)という目に見えない霊力が宿っていると言われてきました。
そのメカニズムを科学的に完全に解明することはできませんが、
実際に何らかの影響を及ぼすことは分っています。
言葉の脳への影響
世間一般で言われているネガティブな言葉は、挙げてみたらキリがありませんね。
まあ、人を傷つける言葉や人のやる気を削ぐような言葉だと思っていいでしょう。
愚痴や不平や不満、他人の悪口などがそうですね。
そういうネガティブな言葉を口にすると、脳のパフォーマンス(機能)が低下することがわかっています。
その言葉を聞いた相手だけでなく、自分の話した言葉を自分の脳も聞いていますから、
相手も自分も脳のパフォーマンスが低下してしまう結果となってしまいます。
ですから、ネガティブな気持ちになってしまった時にポジティブな言葉を発すれば、
脳の中で気持ちのスイッチがポジティブ方向に切り替わるということなんですね。
脳の中のフォルダ
脳はキーワードが入力されると、それに対して瞬時に検索を始めます。
そして、無意識にキーワードに対応した情報を引き出します。
好きな事や物や人、興味のある情報、楽しかった経験やイイ思い出などは好きなものフォルダに、
嫌いな事や物や人、嫌な情報、苦い経験や悪い思い出などは嫌いなものフォルダにキチンとフォルダ分けされている、と考えたら分りやすいと思います。
脳神経外科界の権威のお一人、林 成之氏はご自身の著書の中で、
脳には入ってくる情報に「好き」とか「嫌い」といったレッテルをはる仕組みがあるんですよ。
嫌いとか、つまらなそうとか、マイナスのレッテルをはると、その情報については脳の機能がしっかり働かなくなります。
逆に、好きなことやおもしろそうなことに対して、脳はよく働くものなんです。
と述べています。
これは感情を生み出すA10神経群の働きに寄るものです。
※A10(エーテン)神経群とは、危機感を司る扁桃核、好き嫌いを司る側坐核、言語や表情を司る尾状核、意欲や自律神経や表情を司る視床などが集まった部分の総称。
実際にはネガティブな事を考えるだけでも脳のパフォーマンスは下がってしまうのですが、
それに加えてネガティブな言葉を言ってしまうと、さらに輪をかけて劇的に下がってしまうわけです。
ネガティブな感情は言葉でポジティブに変換してしまいましょう!!
あなたが普段の生活のなかで何気なく使っている言葉、口癖・・・・。
これが意外や意外、本当に怖いんです。
口癖も生活習慣ですから《なくて七癖》、なかなか自分では気付かないかも知れませんね・・・・。
でも、毎日ちょっとだけでも意識してみてください。
『疲れた』『嫌だ』『ムカツク』『死ね』『ぶっ殺すぞ』『消えろ』etc.
何となくでも、悪気は全くなくても、ついつい言ってしまう愚痴や不平、不満や人の悪口など、
ネガティブな口癖が脳のパフォーマンスを低下させてしまうんです・・・・。
その結果、本来持っている実力も発揮されづらくなってしまいます。
スポーツ選手がイメージトレーニングを大切にし、前向きな言葉を出すように心がけているのも、
こういった脳のメカニズムをいい方向に利用するためなんですね。
なんでもポジティブに捉える体質になってしまいましょう!!
どうしてもネガティブに物事を捉えてしまう人は、
生活習慣を改善していけば変わっていきます。
ネガティブな気持ちや想いが湧いてきてしまったら、
とにかくブツブツとでもいいのでポジティブな言葉を発するというのが改善の最大重要ポイントです。
大丈夫!!
慣れるまでは無理やりな感覚に戸惑うかもしれませんが、
とにかく前向きでポジティブな言葉を発するというのが習慣化されてくれば変わっていけます。
そして感動するという脳をレベルアップさせる感性もよみがえってきます。
ネガティブ言葉のポジティブ言葉への変換方法とは?
そうなんです!!
ネガティブな言葉もポジティブな褒め言葉に変換してしまえるんです!!
ちなみにラベリング効果とは、相手に『あなたはこういう人ですよ!!』とラベルを貼ると、
その通りの性格になったり、そのような行動をしてしまいがちになるという効果のことです。
それを上手く活用できれば、相手の欠点すらポジティブに褒めることができるということなんです。
さらに笑顔も忘れずに!!
笑顔は人に安心感をあたえます。
そして自分が笑顔を出したり、相手の笑顔を見ると脳のパフォーマンスも自然と上がるんです。
なぜなら、先ほど説明した感情を生み出すA10神経群と顔の表情筋が
密接に関わっているからなんですね。
ですから、営業スマイルも時には大切です。
もし、例え腹が立っていたとしても、嫌いな相手と相対していたとしても、
自然に笑顔が出せれば、それだけでその場の雰囲気も明るく変わっていきます。
前向きな言葉を選んで使っていると、自然な笑顔が自然と出るようになっていきます。
ただ、慣れない内は目が笑ってないとか、引きつった笑顔になりがちです。
表情や印象が怖くなってしまいますから注意が必要ですね。
ちなみに一人でいる時に、鏡にむかって『ウィスキー』というと、
自然な笑顔をつくる練習になりますよ。
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まとめ
成功している人や周囲から好かれる人って、基本的に明るく前向きですよね?
明るい言葉、明るい未来のビジョンにあふれていて、笑顔も自然と出ているはずです。
でもその人だって、きっと人には言えない弱みだって辛い経験だってあるはずです・・・・。
そう!!あなたと同じようにみんな頑張っています。
コツをつかめば、みんな変われるんです!!
また、言葉とは不思議なもので、『絶対に勝つ!!』よりも『絶対に負けない!!』のほうが、
脳のパフォーマンスが上がることが分っています。
『絶対に勝つ!!』と自分に義務を課してしまうと、自分で自分を追い詰めてしまう結果となり、
そのストレスによって脳のパフォーマンスが下がってしまうんです・・・・。
人間は複雑難解ですが、とにもかくにも習慣化するまで、
自分も相手もテンションがアゲアゲになるような言葉を選んで発信する!!
それが今回の最大最高最強のポイントでした。
人は、無意識の内に周囲の環境や関わっている人達の影響を受けてしまいます。
そのミラーニューロンの効果のついてはまたの機会に語り合いましょう!!
では、また!!
To be continued・・・・